過去の公演

かわいいコンビニ店員飯田さん第4回公演

新作・再演短編集『どりょく』 

 

 

なぜ働く?

なぜ愛す?

なぜ泣き、なぜ笑う?

なぜ生まれ、なぜ生きる?

なぜ?なぜ?なぜ?

 

生まれた落ちたとき、そこは地獄の釜の底でした。

 

さぁ、立って歩こう、自分の意志で。前へ後へ右へ左へ。

どちらに行っても、答えは一緒。

二足歩行の宿命背負い、イチ、ニ。イチ、ニ。と、優雅に歩く。

在り来りな地獄はもう飽きた。どうせ行くなら誇れる地獄へ身体を向けろ。

 

さぁ、声高らかに歩くのだ。イチ、ニ。イチ、ニ。と、歩くのだ。

 

【作・演出】

池内風

 

【出演】

大重わたる(夜ふかしの会)

圓谷健太

大貫隆行

小岩崎小恵(ポップンマッシュルームチキン野郎)

Q本かよ(劇団レトルト内閣)

工藤さや(カムヰヤッセン)

越寛生((劇)ヤリナゲ)

佐久間夏美(劇団ステア)

佐藤蕗子(mizhen

星野哲也

堀りん(田上パル)

辻響平(かわいいコンビニ店員飯田さん)

池内風(かわいいコンビニ店員飯田さん)

 

阿部晃大

井手口裕樹

岡奈穂子(ぱぷりか)

百花亜希(DULL-COLORED POP)

 

 

 

【公演ナビゲーター

鈴木タケシ(かわいいコンビニ店員飯田さん)

 

【日程】

A:新作 B:再演

62日(木)15:30~(A)19:30~(B)

63日(金)14:00~(A)19:30~(B)

64日(土)11:30~(B)15:30~(B)19:30~(A)

65日(日)11:30~(A)15:30~(A)19:30~(B)

66日(月)休演日

67日(火)19:30~(A)

68日(水)19:30~(B)

69日(木)14:00~(B)19:30~(A)

610日(金)14:00~(A)19:30~(B)

611日(土)15:30~(A)19:30~(B)

6月12日(日)13:00~(B)17:00~(A)

 

【チケット代】

前売り    3,500

当日       3,800

学生割り   3,000円(要学生証提示)

高校生以下  1,000円(要学生証提示)

4月1日よりチケット発売開始。

 

【劇場】

北池袋新生館シアター

東京都豊島区池袋本町1378 中村ビル2F

東武東上線・北池袋駅(池袋から1駅)より30秒。

埼京線・板橋駅 西口より10分。

 

【あいさつ】

こんにちは。

かわいいコンビニ店員飯田さん主宰の池内風です。

去年で30才になり、改めて今後の人生について考えることが増えてきました。

このまま環境を変えない場合の人生を想像したら、猛烈な不安に襲われ、思わず以前付き合っていた彼女に連絡を取って精神の安定を図ってしまいした。

 

思わぬ女性の優しさに触れ、

 

「このまま僕以外の全人類が女性になったらいいのに。」

 

と、最近流行りの、「もしも世界が○○だったら」系の想像をしたところ、

 

「あっなんか怖い、その世界。怖い、怖い!」

 

と、すぐに現実に戻り、

 

「あぁ男は群れて数を揃えないと威厳を主張することもできないのだな。」

 

と、不必要なため息を1発放つ結果となりました。

 

さて話を元に戻すと、そもそも襲ったこの不安は単に、「このままだと生活が成り立たないのでは?」という問題に真っ向から向き合った結果生まれた不安と、

その際に飲んでいたコーヒーの過剰摂取によるものとだと推測されます。

 

じゃあそこからどうしようか?と考え、自分なりの答えを1つずつ整理して導き出すことが、ある意味凡人的な哲学の1つなのではないかな。と思います。

 

今回は、同じようにそれぞれ何らかの「負荷」を抱えながら悩んで生活をする人々の物語です。

 

この負荷が支えきれなくなって溢れる瞬間を丁寧に描き、凡人哲学の入口を広げていきたいと思います。

 

ここに現れる人物を通して、観ていただいたみなさんの心に何らかの変化が訪れるよう、一致団結して創作にあたりたいと思います。

 

少しでもご興味もって頂けたらぜひ劇場に足をお運びください。

 

 

かわいいコンビニ店員飯田さん 池内風

 

 

【問い合わせ】

 

kawaii.conveni.tenin@gmail.com

 


かわいいコンビニ店員飯田さん第三回公演

『マインドファクトリー~丸める者たち~』

2015年6月10日(水)~6月14日(日)

@王子小劇場

 

【作・演出】 

池内風

 

【出演】

大貫隆行

岡本唯(時々自動)

久間健裕(劇団ネジマキトカゲ)

佐久間夏美(劇団ステア)

杉浦一輝(虚構の劇団)

鈴木克昌

辻響平

中島美紀(劇団ポかリン記憶舎)

野嵜好美

花田裕二郎(劇団水中ランナー)

藤崎葉瑠香

三澤久美

百花亜希(DULL-COLORED POP)

山本周平(アオイオレンジ)

山森信太郎(髭亀鶴)

 

池内風(かわいいコンビニ店員飯田さん)

阿部晃大(Pocket SheepS)

河野久


 【推薦文】

池内風クンに二兎社公演のプロンプター、稽古場ブログを担当してもらって、もう三年になる。風クンを紹介してくれたのは、今注目の劇作家・演出家、谷賢一さん。ENBUゼミナールの教え子の中でも、「間違いなく信頼できる人物」と、折り紙つきの推薦だった。

本当にその通りだった。三年もたてば、緩みや甘えが出そうなものだが、彼の仕事ぶりには全くその気配がない。かなりハードな状況に置かれても、決して感情的にならずに人の言い分を聞き、穏やかに対応している風クンを見ると、つい若き日の自分と引き比べ、恥ずかしくなってしまう。

風クンはすでに二回の主催公演を果たした新進の劇作家、演出家で、ENBUゼミの学内イベントでは最優秀作品賞を二度受賞している。それだけに稽古への関心もひとしおで、おかしなことには笑い転げ、行き詰まりには顔を曇らせ、成果が出ると晴れやかな表情になる。自然体だなぁ、きっといい環境でのびのび育ったんだろうなぁ……と思っていた。あの話を聞くまでは。

「僕は高校時代、2300発を軽く超えるくらい殴られている」と、ある日風クンは言ったのだった。2300発を軽く超える! つまり、つまり、一日に換算すると? などと間抜けな質問をしながら、その体験談に聞き入った。あまりにも信じがたい、しかし、よく考えると、あちこちで起きていそうな話だった。そうか、私たちの世界はこのような論理(というか、非論理)で動いているのか、だから、このようになったのかと、嫌々思い当たることが多く、この話をいろんな人に知ってほしくなった。書きなさい、書きなさいと私は勧めた。

そして、ついにあの体験はマインドファクトリー~丸める者たち~』という初の長編作品として実を結んだ。ぜひ観に行っていただきたい。この作品の根底には、爆笑ホラーとも言うべき現実を生きた人々の痛切な思いが横たわっているはずだから。風クンの画期的な一歩を記す作品となりますようにと、今祈るような気持ちでいる。

                       二兎社主/劇作家・演出家 永井愛

                     

【作品のあらすじと解説】

街で見かける空気に向かって支離滅裂な言葉で必死に話しかけている人。

目を合わせた相手に向かって怒鳴り散らす人。

家にゴミを溜め込み宝の山だよ。という人。

女子高生の制服を身にまといかわいいキャラクターの人形を無数につけた通学バッグを持ちながら街を徘徊するハゲたおじさん。

など。


そういう人を見ると

『いつから、どうして、このような人格が形成されたのか?』

と、常に思います。

こういう生き方を選択した人たちもきっと普通に生活して他人に寄り添りそおうと努力したり、社会に順応しようとした時期はあるはずです。


人格が形成するまでの間どのような出来事を経てここに至ったのか?

そんなことを考えると必ず、

『自分もいつかそうなる時が来るのではないか。』

と、不安に襲われます。

『果たして今の自分はまともなのだろうか?』

と。


上で挙げた人々は極端な例ではありますが、

全ての人間には人格を形成していく時期があり、

その時に自分の身に起きたことに対して、

ありとあらゆる選択肢の中から答えを探し、

自分の心を育てていった結果、

今の自分が存在するのだと思います。


何をもって『まとも』『普通』なのか。

それは人によって価値観は様々ですが、

日本という国に存在する漠然としたモラル、道徳など何となく従わないといけないものが確かにあります。


『人としてどうなの?』


と、突きつけられるモノが確かにあります。


『人として健全に生きる。』


今の自分はそれを出来ているのかと、日々考えます。


これはとある田舎町の全校生徒100人足らずの小さな高校にある野球部の物語です。

人格が形成されていく時期に、自分に影響を与える大人と出会う数が圧倒的に少ない環境で生きる彼らが、

その濃縮された時間をどのような過ごし、選択をしていくのか。

そこには『青春』という言葉では片付けられない何かがきっとあるはずです。


このお芝居を観終わったあと、過去と今の自分を振り返る。

自然とそのような感覚になるお芝居を作りたいと思います。


あっ、ちなみに喜劇です。

面白かったら笑ってください。


                   かわいいコンビニ店員飯田さん主宰 池内風


【日程】

2015年6月10日(水)~2015年6月14日(日)

6月10日(水)        19:30~

6月11日(木)  14:00~  19:30~

6月12日(金)        19:30~

6月13日(土)  14:00   19:00~

6月14日(日)  12:30   17:30~

 

【チケット】

前売り    3,000円

当日     3,500円

高校生割引  1,000円

 

【会場】

王子小劇場

東京都北区王子1-14-4 地下1F

JR京浜東北線は〈北口〉より、東京メトロ南北線は〈4番出口〉より徒歩4分

ロビー直通電話 03-3911-8142

 

【スタッフ】

舞台監督      大刀佑介

照明        仲大盛桂子

音響・映像     dezimoemon(仏陀ステップ)

美術        平山正太郎

チラシデザイン   池内野有

メイク指導     日下咲良

演出助手      山本周平(アオイオレンジ)

手を差し伸べる者  鈴木タケシ

制作        中井峻

企画・製作     かわいいコンビニ店員飯田さん 



第2回公演

短編コメディ集

『ほとばしる感情論~顔と心とお金の話~』

2014年5月22日(木)~5月25日(日)

 

【作品紹介】

弱者たち!

 

圧倒的な弱者たち!

 

彼らが輝きを放つとき、それはどうしようもない瞬間の連続だ。

 

暴走する感情論を安い正論で包み込み、

 

己より弱き者を説き伏せる喜びに浸る。

 

あぁ、これは敗北者たちのレクイエム。

 

まともな愛も、まともな夢も、まともな希望も何一つ持ち合わせない成熟された勇者たちの這いずり回る声をあなたの心に。

 

さぁ、聴かせてやろう、僕らの叫びを!

 

聴かせてくれよ、お前の叫びを!

 

だって僕らはいつだって、必死に生きているんだから!

 

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【作・演出】

  池内風

 

【出演者】

齋藤隆介(劇団俳優座)

河野久

鈴木克昌

鈴木タケシ

竹村勇人

花田裕二郎

藤崎葉瑠香

 

池内風(かわいいコンビニ店員飯田さん)

阿部晃大(PocketSheepS)

阪本竜太

砂山イサヲ(はたれい研究所) 

野嵜好美

 

【場所】

  高田馬場ラビネスト

東京都新宿区西早稲田3-27-4 第一キャラット河俣B1

東京メトロ副都心線西早稲田駅より徒歩3分

JR山手線・西武新宿線高田馬場駅より徒歩8分

メトロ東西線高田馬場駅より徒歩6分

 

【日時】

【チケット代金】

前売りチケット 2,500円

当日チケット  2,800円

 

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【ご挨拶】

 

終電間際の副都心線渋谷駅改札前で別れを惜しみながらイチャイチャするカップルは大抵ダメな女の子とイケてない男というのが相場です。

そこで行われている愛のせめぎ合いの末に繋がる未来は、幸福か絶望か僕にはわかりません。

そういう僕も恋人と改札でイチャイチャしながらネットリしたリズムをさらけ出していた経験は幾度となくあります。

祝福されない目線を至るところから受けながらもそれはそれはネットリとしたビートを刻み続けます。

分かっていても止められないのが愛(性欲)なのだと思います。

今回は、

『愛、それは理性をも凌駕する』

『とべ、ひこうき』

『希望ある死』

『向日葵のビーチフラッグ』

という4つの作品を行います。

今回も愛に関連したものを書くのは生きている限りそれからは逃れられないからです。

愛とは【恋愛】だけではなく【大切なものへ注ぎ込むエネルギー】そのものが愛なのだと思います。

ので、愛が溢れ出している話ではありますが、恋や恋愛の話ではありません。

 

どうぞ改札でイチャイチャするカップルをあざけ笑う気持ちでご覧下さい。

 

かわいいコンビニ店員飯田さん主宰 池内風

 

【staff】

舞台監督   鴎佐和志考

照明     仲大盛桂子

音響     dezimoemon

宣伝美術   池内野有

演出助手   砂山イサヲ(はたれい研究所)

衣装制作   牛嶋操

制作     森江瞳

企画・製作  かわいいコンビニ店員飯田さん 


かわいいコンビニ店員飯田さん旗揚げ公演

 『純愛短編集~男と女の凸と凹~』

■日程:2013年4月4日(木)〜4月7日(日)

@高田馬場RABINEST

 

作・演出

池内風(かわいいコンビニ店員飯田さん)

 

出演

青野竜平/岸野健太/鈴木タケシ/加藤美佐江/梶原真理子

/小島望(元氣プロジェクト)/齊藤由衣

 

スタッフ

舞台監督 黒子すたいる

照明 仲大盛桂子

音響 堤裕吏衣

演出助手 小林弘幸

制作 藤田輝